実はこのブログ、転職活動のために作った話|Claude Codeで「もう一つの実験」をしていた
前回の最後に「サイトを作った本当の動機の話を書く」と予告した。今回がその回になる。
このブログには、裏テーマがある
ここまで3本、Claude Code(AIがコードを書いたりファイル操作をしたりしてくれるツール)を使ってブログを構築・運用してきた話を書いてきた。技術的には嘘は書いていない。実際にAIにサイトを作らせ、計測基盤を組ませ、記事を書かせ、公開させている。
ただ、正直に言うと、このサイトを始めた本当のきっかけは「ブログ運営を自動化してみたかったから」だけではない。もう一つ、書いていなかった理由がある。
このサイトを作っていた期間、私はずっと転職活動をしていた。
なぜ今まで黙っていたか
理由は単純で、選考が進行中だったからだ。転職活動、特に複数の企業と同時並行で進めている最中は、どこを受けているか、どんな状況かを外部に発信するのはリスクがある。内容が選考中の企業の目に触れる可能性もゼロではないし、何より「浮ついている」と思われたくなかった。
なので、このサイトの1〜3本目では、あえて「AIでサイト運営を自動化する話」という側面だけを切り出して書いていた。それ自体は嘘ではないが、全体像の半分だけを見せていたことになる。
転職活動と、このサイトはどうつながっているのか
つながりはシンプルだ。転職活動を進める中で、「Claude Codeにどこまで実務を任せられるのか」を、コードを書く以外の場面で試してみたくなった。
具体的には2つのことを同時に試している。
- このブログの運営そのもの(記事執筆・計測基盤構築・デプロイ)をAIにどこまで任せられるか
- 転職活動そのものの進め方(企業研究・面接想定問答の整理・振り返りの記録)に、AIとの協働をどこまで持ち込めるか
1つ目はここまで書いてきた通りだ。2つ目については、選考が全て終わるまでは具体的な企業名や選考状況には触れないが、落ち着いたタイミングで、「面接対策にAIをどう使ったか」「うまくいったこと・いかなかったこと」を、可能な範囲でこのサイトに書いていこうと思っている。
なぜ「両方同時に」試したのか
正直、忙しさで言えばどちらか一方に絞ったほうが楽だった。それでも両方同時にやった理由は、片方だけでは検証にならないと思ったからだ。
ブログ運営の自動化だけを試すなら、趣味のプロジェクトで十分だ。しかし、それだと「失敗してもいい」という前提が透けて見える。一方、転職活動は後戻りできない意思決定の連続で、失敗のコストが高い。この「後戻りできない意思決定にAIをどう関わらせるか」という緊張感がないと、本当に実務で使えるかどうかの検証にならない。
このサイトの前回の記事で「後から取り消せる作業はAIに、取り消せない作業は人間に」という線引きの話を書いたが、あの基準は、実はこのブログの運営よりも先に、転職活動の中で人間の側が痛感して身につけたものだ。順番が逆だったわけではなく、両方で同時に磨かれてきた、というのが正確な言い方になる。
これからのこと
選考が完全に終わるまでは、引き続き具体的な企業名などは伏せたまま進める。ただ、これから書く記事には、これまでより率直に「転職活動×AI活用」の話も混ぜていこうと思う。
このサイトはもともと、アフィリエイト(記事で紹介した商品・サービス経由の成果に応じて報酬が発生する仕組み)の実験も兼ねている。記事①で少し触れた通り、実際にリンクを1つ設置して、その後の数字(表示回数・クリック数など)も追いかけている。今のところ大きな動きはないが、この実績も含めて、正直に報告していくつもりだ。
裏テーマを明かしたところで、次回はこのブログの計測ダッシュボードを実際にどう作ったか、もう少し踏み込んで書こうと思う。